友人から勧められた中国ドラマ「向風而行(風に向かって)」が私の中でバズっている。
航空系ドラマで、一人の女性パイロットの成長物語だ。
全39話あり、まだ見終わってないが、ドラマの見どころや、勉強になった中国語をドラマのシーンを交えて紹介していきたい。
ドラマのあらすじ
- 鷺洲航空 貨物部のパイロットとして勤務する程霄(譚松韻)は、優秀なパイロットとして一目置かれる存在だった。
- ところが会社の経営戦略により貨物部が廃止され、客室部へ異動となる。
- これまで程霄を支えてきた貨物部部長であり恩師の老蔡(李建义)との別れを惜しみながらも、夢だった客室機機長への第一歩を突き進む。
- 新居も購入し、輝かしい未来が待ち受けているように思えたが、、、
- 鬼上司の顧南亭(王凱)の部下となり、客室機パイロットとしての厳格なルールや細かい指摘等、慣れない新たな環境に葛藤する日々を送る。
- 更に客室運航乗員部トップの江韬(刘钧)から女性差別を受け程霄(譚松韻)の人生計画は一転してしまう、、、
登場人物
39話中、10話しか見ていませんが、登場人物をざっとご紹介します。
私個人の偏見で紹介しています。気にされる方はここは見ないでください。
主人公:程霄(譚松韻:四川省出身1990年生まれ)
- 優秀だけど、優秀なだけに上司に歯向かっちゃう。
- たまに勝手な判断をして、やらかしてしまう時もあり。
- 会社組織に向いてなさそうなタイプ。
- 最後はどうなるのか?!
- 仕事に対してとてもストイック。その反面プライベートではとても優しい。
- ちょっと口下手
整備士部長:倪湛(刘畅:江蘇省出身1986年生まれ)
- よく漫画とかドラマに出てくる三角関係の可哀想な役柄(たぶん・・・)
- すごく優しい、ここって時に登場し、支えてくれる。
- でもきっと最後は結ばれない(たぶん・・・)
副機長:宋宋(晏紫东:遼寧省出身1994年生まれ)
- 主人公程霄と一緒に貨物部から異動してきた同僚。
- 主人公程霄の好朋友。
- 仕事が長続きせず、お金も底をつき、ダメもとで受けてみた客室乗務員に受かる。
- 明朗活発、元気女子。
新人客室乗務員:李语珩(邵羽柒:河南省出身2000年生まれ)
- 世の中の男子90%が好きなタイプ。
- ちょっと绿茶婊(ぶりっ子)っぽい感じもまた良い。
客室チーフパーサー:艾佳(周奇奇:山西省出身1986年生まれ)
- 一見怖いが、夏至を立派なCAに育てる面倒見の良いお姉さん。
運航乗務部トップ:江韬(刘钧:山東省出身1972年生まれ)
程霄の母:方京云:孔琳(浙江省出身1969年生まれ)
- 弁護士。毒親。
程霄の父:程厚臣:曹毅(出身地不明1970年生まれ)
- 今のところ理解ある優しい父親。
ドラマの見どころ
①制服が可愛い
厦門航空が協賛している為、制服や飛行機が厦門航空を彷彿させるようなデザインです。
↓厦門航空の制服
↓劇中の制服
②ただのパイロット物語ではない
全39話あるだけに、客室や地上の仕事等が丁寧に描写されている。
航空ドラマ好きにはたまらないです!
中国語のお勉強✍️客室乗務員のナンパの交わし方
面接官:那作为乘务员如果有旅客跟你搭讪邀请你落地之后跟他一起去旅行你怎么回答?
(お客様がステイ先で一緒に旅行しないかとナンパしてきたら、客室乗務員としてなんと答えますか?)
回答:感谢您的好意,落地之后我们有统一的工作日程安排可能不太方便您看您是否还需要其他服务,或者需要茶水饮料吗?
(お客様のご好意ありがとうございます。ステイ先では、他の乗務員も同じ勤務体系で動いている為、不便だと思われます。その他に必要なサービスは何かございますでしょうか?もしくはお飲み物をお持ちいたしますか?)
この回答に面接官もご満悦の様子
この場面で1番驚いたのは、客室乗務員の面接でナンパの交わし方を質問されて、答えによっては評価に影響するってことでした。
確かに美人には必要なスキルかもしれません。
ましては乗務中であるが故に失礼のない言い方も身につけなければいけないんですね。
まあ、ドラマの世界だけなのかもしれませんが。
そしてナンパって搭讪(dāshàn)って言うんですね。
中国語を勉強して数年経ちますが、どれだけこの言葉に縁がなかったか思い知らされたのでした。